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早くも1月も終わりそうですね。いかがお過ごしでしょうか?
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1月も早くも終わりそうですね。
成人式も終わり、正月気分も抜けきったのにまだ1月だというのが不思議な感じがします。
やっと冬将軍も姿を表したようで、冬らしい気候になってきました。
乾燥と冷えに十分注意して、体調管理に気をつけていきましょうね。
肌の乾燥と粘膜の乾燥、どちらも気をつけてください。
東洋医学では、表皮のバリアは肺にあると考えています。
衛気(えき)といって、肺からでているナイスな気が体の表皮をめぐり、様々な病気から皮膚を守るんです。
なので、肺を病むと皮膚にも影響が出てくるんです。
加湿器は、空気の乾燥を防ぎ、喉にも潤いをあたえてくれますので、やはり冬には積極的に利用したいものですね。
また、衛気で守れない皮膚の病があります。
アトピー性皮膚炎のように体の内側から、皮膚にダメージを与える症状なんかは、衛気が効かないんですね。
むしろ内側から衛気を破り、バリアを壊しにかかるので、相当やっかいな皮膚の病気と考えることができます。
アトピー性皮膚炎に限らずアレルギー疾患は、体の免疫機構のバランスが崩れて起きるものです。
薬で直接バランスの崩れた部分にアプローチすることもできますが、人間の体はそんなに単純じゃないんですよね。
あちらを立てればこちらが立たず、こちらをたてればあちらが立たずといったことが頻繁に起こります。
薬の副反応と効果効能のバランスの見極めが大切になります。
体全体のバランスを整えることがなによりも重要なことになります。
アレルギー疾患は一筋縄ではいきませんが、体全体のバランスを整え、バランス崩れの振れ幅を小さくする努力をする必要があるんですね。
そういった意味でも鍼灸治療はおすすめできます。
いろいろ試されて、アレルギー疾患の改善が見られない人は鍼灸も試してみるといいですよ。